システム 海外

中国のネット購入者の3分の1は越境ECを利用、越境ECにおけるスマートフォン利用経験者は46%に vol.2

投稿日:

[`evernote` not found]
LINEで送る

越境ECに見られる世界の消費者の傾向

■越境EC経験者の割合

・ネットショッピング利用者における越境EC経験者の割合は、調査した29カ国において約3割から8割と、越境ECがすでに多くの国において生活の一部となっている。
・主要五カ国を見ると、中国では35%の回答者が越境ECを経験しており、豪州ではそれを上回り65%にのぼる。
・日本(12%)とアメリカ(22%)は他国を比べると割合が少ない。国内サイトでのショッピングに充足しているためかと推測される。

■購入先の人気国について

・グローバル平均で見ると、世界的に人気が高い国はアメリカ(1位)と中国(2位)。
・回答者の4人に1人がアメリカから、5人に1人が中国から過去1年の間に購入したことがあるという結果が導かれた。
・日本も購入先の人気国として、5位にランクイン。特に主要5か国においては、中韓で2位に、米豪で4位に、英で5位にランクイン。
・日本人消費者が買う人気国は、アメリカ、中国、韓国がトップ3。

■購入アイテムについて

・グローバル平均でみると全体では1位洋服・靴・アクセサリー(49%)、2位電気製品(32%)、3位電子書籍・アプリ・ソフトウェア・デジタルコンテンツ(31%)。
・主要五か国と日本で見ても、洋服・靴・アクセサリーはすべての国で1位にランクインしており、米47%、英豪45%、日本33%という結果から突出した人気が伺える。
・中国・韓国ではどちらも化粧品・美容関連製品が2位となっており、このカテゴリの製品は特に海外サイトで買い求めたい消費者が中韓に多いことが判明。
・洋服・靴・アクセサリー、電気製品、デジタルコンテンツ以外ではトラベルサービス、本・オーディオビデオソフト、おもちゃ・ホビーグッズも人気が高い。
・日本の消費者が越境ECで購入するトップ3は洋服・靴・アクセサリー、トラベルサービス、本・オーディオビデオソフト。

■利用デバイスについて

・過去12か月で越境ECに際してスマートフォンを使った消費者の割合はグローバルでは47%となっており、越境ECにおいてもスマートフォン対応は必須に。
・主要五か国の中において、中国は83%と突出してモバイル利用・スマートフォン利用が高い。
・次いで韓国52%、アメリカでは47%、イギリスでも40%、オーストラリア38%となっており、日本人消費者においても33%と、スマートフォンはECの主流になりつつある。

■購入の決め手について

・購入を後押しする最大要因は、「配送料無料」や「返品の送料無料」など送料に関するものと、「支払い方法の安全性」があげられる。
・「配送料無料」は米、英、豪で1位。
・「支払方法の安全性」は日本と中国で1位に、米、英、豪で2位にランクイン。
・中国では45%の回答者が「正規品を購入したい」と回答し、2位にランクイン。

■「カゴ落ち(=カートに商品を入れた後、購入までたどり着かないこと)」について

・「送料の高さ」「到着までの時間の長さ」や「税金・通関手数料の不明瞭さ」など越境ECにとっての本質的なハードルが理由として多く挙げられている。
・一方で、「サイトのセキュリティに対する不安(米3位、豪2位)」、「購入時の支払い方法やプロセスがわかりにくい(韓国では『送料の高さ』を圧して1位)」、「サイトにアカウント登録をしたくない(日1位、豪3位)」などの回答からは、決済や個人情報の登録に際して発生する煩雑さへの抵抗感や安全性に関する意識が垣間見える。

■越境ECにおける支払いについて

・グローバル平均ではペイパルが1位。調査対象国の大多数の国(29か国中22か国)でペイパルは1位。
・ペイパルが1位でない国においても、韓国、ロシア、日本、スイス、シンガポールではペイパルが2位。
・中国ではAliPay(67%)が1位、Union Pay(51%)が2位、ペイパル(38%)が3位。
・越境ECにおける支払いに関して求めるものは、グローバル平均では「支払い方法の安全性(45%)」がトップ。
・米(53%)、英(60%)、豪(66%)、日本(43%)でも共通して「安全な支払方法かどうか」を最も重要視。
・韓国では「利便性の高い支払方法かどうか」(28%)、中国では「支払いのスピード」(51%)を最も重要視。

 

以上の結果を踏まえ、ペイパル東京支店カントリーマネージャー、エレナ・ワイズは以下のように述べている。

「本年の調査の結果から、グローバル全体の動向として、越境ECにおけるスマートフォン・モバイルの利用が主要な手段となりつつあり、日本のショップの人気の高さも読み取れた一方、ユーザー側が購入時に感じるフローの複雑さやアカウント登録への抵抗感、サイトへのセキュリティ不安も垣間見え、国を問わずサイト側の課題も浮き彫りとなったとのこと。

また、日本のユーザーは海外サイトでネットショッピングに際して、何か問題があった場合のサポート体制に大きな不安を抱いていることが判明した。
この結果には、日本語以外の言語でのやりとりに対する不安が反映されていると考えられる。

また、引き続き中国の消費者による『爆買い』は、日本のショップにとってもますます大きな機会となることを示唆している。
なお、米国では、感謝祭(11月の第4木曜日)の休暇明けの翌月曜日にオンラインショッピングサイトがさまざまなセールやキャンペーンを実施する『サイバーマンデー』が毎年繰り広げられます。昨年のサイバーマンデーシーズンには海外通販サイトへのアクセス数が前週と比較して80%以上増加したとの報道もあり、越境ECでの買い物をする消費者も、この時期日本で今年以降ますます増える可能性があるという。

関連ニュース

[`evernote` not found]
LINEで送る

-システム, 海外
-,

Copyright© EC grow | EC関連のニュースメディアサイト , 2017 All Rights Reserved.