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ニールセン、「Eコマース」の利用状況を発表

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インターネット利用時間シェアは、スマートフォンが70%を占める

視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(以下、ニールセン)は、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)、および、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)のデータをもとに、「Eコマース」のPCとスマートフォンからの利用時間に関する最新動向を発表した。

まず、PCとスマートフォンを合わせたインターネット利用時間全体のうち、スマートフォンからの利用は70%を占めていた。また、利用時間の長いサービスカテゴリTOP3で比較すると、ゲームや動画を含む「エンターテイメント」、およびサーチやSNSを含む「サーチ、ポータルとコミュニティ」では、インターネット利用全体と同様、スマートフォンからの利用が約70%を占めていた。一方で、ECサイトや価格比較サイトを含む「Eコマース」は、スマートフォンからの利用時間とPCからの利用時間が拮抗していた(図表1)。

次に、「Eコマース」カテゴリのサービス種類別利用者数TOP3サイトに着目すると、「ファッションサイト」や「大手ECサイト」は、スマートフォンからの利用時間がPCを上回り、「価格比較サイト」はスマートフォンとPCが同等であった。一方で、「通販会社サイト」はスマートフォンからの利用時間が占める割合が36%で、PCからの利用時間が多くなっていた(図表2)。

また、サービス種類ごとに、スマートフォンからの利用時間の多くを占めている利用方法や利用者属性を比較したものが図表3。スマートフォンからの利用時間がPCを上回っていた「ファッションサイト」では、女性若年層の利用時間が多くを占めていた。また、「大手ECサイト」や「価格比較サイト」では、他のサービスに比べてアプリから利用されている割合が多くなっていた。PCからの利用時間が多かった「通販会社サイト」では、中高年層の女性の利用が多くを占め、ほとんどの人がブラウザから利用していた。

ニールセンのシニアアナリストの高木史朗氏は次のように述べた。


『インターネット利用がスマートフォンへと移行している中、「Eコマース」全体ではPCから利用される時間が半分を占めていました。商品を購入する際には、じっくり商品を比較したりするためにPCを利用するという人が多いことが影響していると考えられます。ただし、そうした「Eコマース」の中でも、一部のカテゴリではすでにスマートフォンからの利用が進んでいるものも見られました。例えば、「大手ECサイト」では他のサービスと比べて、スマートフォンからの利用時間のうちアプリからの利用が多くなっていました。一方、「ファッション」ではスマートフォンからのインターネット利用が活発な若年層の女性がブラウザから多く利用していることが要因となっていました。「Eコマース」関連サービスを運営している企業にとっては、カテゴリ全体の動きの把握や競合他社との比較において、PCとスマートフォン、ブラウザとアプリそれぞれからの利用時間の違いや、ターゲット層の利用状況から、今後の方向性を考える必要があるでしょう。また、今後のWEBサイトやアプリの開発においては、ユーザーに支持される情報や使い勝手を考える際に、ターゲット層を意識していくことの重要性が増していくと見ています』。

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