コラム

【石井元と学ぶ天猫】第1回 天猫(Tmall)ってなんだ?(3)

更新日:

[`evernote` not found]
LINEで送る

こんにちわ、元(Gen)です!

中国では春節に入り、多くの中国の方々が日本に訪れていますね。
大量の日本製品をお土産に買われるということでかつての二八(にっぱち)が変わりつつあると言われています。
天猫国際の話題としては日本のコスメ通販サイトの大手「@コスメ」が出店されましたね。

さて、前回は「天猫国際(Tmall Global)とは?」、「お客様から見た天猫国際(Tmall Global)とは?」について学びました。
今回も引き続き天猫国際(Tmall Global)について勉強していきましょう!

天猫国際(Tmall Global)とは?(前回の補足)

前回の補足となりますが、大事なことをお伝えし忘れていました。申し訳ありません。

それは、「天猫」は中国法人の企業が運営するサービスであり、「天猫国際」は香港法人の企業が運営するサービスだということです。

これにより、どのような違いがあるかというと、
天猫には「中国の法律」が適用され、天猫国際には「香港の法律」が適用されます。
(※後述する「出品者から見た天猫国際」で大事な意味をもってきますので、覚えておいてください。)

適応される法律は異なっていても、中国人の多くの方が利用する「天猫」「淘宝網」の検索結果に「天猫国際」の商品も同じように表示されます。
お客さまにとっては、天猫も天猫国際も同じように表示さるのです。

以上前回の補足でした。

出品者から見た天猫国際(Tmall Global)とは?

前回、天猫国際は天猫から購入する場合とほとんど変わりがなく、むしろ安心・信頼があり、お客様に好まれるということを勉強しました。

今回は出品者視点での天猫国際についてです。

お客様視点とは違い、異なる点が多々あります。
パート1では「出店前と出店後」を、パート2で「メリットとデメリット」の2つに分けて説明して行きます。

出店前について

出店までの相違として、以下の3つが挙げられます。

1.現地法人・倉庫・銀行口座の有無
天猫に出店する場合、現地法人・倉庫・銀行口座を準備する必要があります。
つまり、天猫には「中国に会社を持っている企業」しか、出店することができないのです。
会社設立の資本も必要です。また、オフィス・倉庫を探して銀行口座を用意してと、色々と大変そうです。

しかし、天猫国際で出店する際は現地法人・倉庫・銀行口座なしで出店することが可能です!
日本でECサイトを立ち上げるのと同じように出店できるのが天猫国際の特徴です。

2.小売ライセンスの有無
こちらも「1」と同じ理由です。
天猫で出店する場合、中国の法律が適用され、小売ライセンスが必要となります。
天猫国際の場合は、小売ライセンスは不要です。

3.在庫リスクの有無
天猫から出店するには、倉庫を準備し、中国国内から配送する必要があります。
そのため、中国に用意した倉庫に、日本から在庫を置いておく必要があります。
異国の地で売れるか分からない商品の在庫を持つのは、かなりリスクがあります。

しかし、天猫国際から出店する場合、商品を日本から発送することが可能です。
そのため、中国に倉庫を用意する必要がなく、在庫リスクは日本でEC事業を営むのとそれほど大きく変わりありません。

出店後について

出店後の相違として、以下の2つが挙げられます。

1.事業運営費の有無
天猫の場合、中国法人を作る必要があり、オフィスの賃料が必要です。
天猫国際であれば、日本のオフィスで始めることができ、余計な賃料は発生しません。

2.中国内での税金支払いの有無
天猫では、中国で納税をする必要があります。
反対に天猫国際では、出店元の国で支払いが発生します。
ですので、日本からの出店の場合、日本で納税を行います。
一般的に日本と中国との税金負担を比較すると、中国の方が税金の占める割合が高いと言われており、日本で納税をするほうが割安だと言えます。

まとめ

出店前と出店後の比較をすると、手間・コストの観点では、天猫国際が圧倒的に出店ハードルが低いです。
天猫は、中国法人を作り、人を雇い、倉庫を準備し、在庫を準備する必要があり、簡単に「中国ECをやってみよう!」とはならないでしょう。
しかし、天猫国際は日本のECで利用している倉庫から、中国へ発送することが可能です。
簡単に出店することができることから、魅力的なモールの一つと言えるでしょう。

次回は「出品者から見た天猫国際(Tmall Global)とは?(パート2)」をお届けします!

越境ECサポートサービスのご紹介

株式会社エフカフェでは主に中国向けの越境EC運営サポートを行っております。
本格参入はもちろんまずはテストマーケティングを行ってみたいという企業様からも多くのお問合せ、サポートをさせていただいております。
自社商品は中国でも売れるのか?といったお悩みも是非、ご相談・お問合せください!

http://www.fcafe.com/

gen

著者:石井 元(Gen)

株式会社エフカフェ 越境EC担当ディレクター

越境EC(主に中国)の運営・コンサルティングを行っています。
目まぐるしく変化するマーケットを皆様と一緒に勉強中です!

[`evernote` not found]
LINEで送る

-コラム
-,

Copyright© EC grow | EC関連のニュースメディアサイト , 2017 All Rights Reserved.